シンタックス(構文)
クリーンランゲージの特徴の一つです。
シンボリック・モデリングでは、3パートで構成されるクリーンランゲージのシンタックス(構文)を利用します。
3パートには、それぞれの役割があります。
① 認める
クライアントの体験や知覚していることをそのまま認めます。
[…]には、その直前にクライアントが述べた言葉や文章が入ります。
要約はしません。
②方向づける
クライアントの注意を特定の知覚/場所/時間などに向けるよう誘う。
[…]に入る言葉は、クライアントが述べた言葉の中から、③の質問に答えるために、注意を向けるように誘う言葉や文章を選びます。
[…]は要約ではありません。
③探究に誘う
クリーンランゲージの質問(クリーンな質問)を問いかけて、クライアントを自分の知恵や知覚への自己探求に誘う。
シンボリック・モデリングでは…
3パート全部使用することもありますが、①+③、②+③、または③のみを使用した省略形も利用します。
使用する状況によっては、③のみを使用する場合もあります。③のみを使用する場合は、質問の前に、「そして」を追加することもあります。
参考文献:Metaphors in Mind
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