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シンボリック・モデリング|Symbolic Modelling

ミケランジェロの後ろに立っていると想像してください。 ミケランジェロは大きな大理石の塊を前に、ハンマーとノミを手にして立っています。 彼は石の中に彫刻があることを知ってはいますが、最終的にどのような作品になるのかは見当もつきません。 ミケランジェロが大理石を芸術作品へと変容させ、そのプロセスで自分自身をも変容させるためには、どのようにサポートすればいいのでしょうか? Metaphors in Mind, James Lawley&Penny Tompkins, p.3より

シンボリック・モデリングはモデリングをベースとしたアウトカム思考のファシリテーション技法です。

セッションの始まりは、「そして あなたは 何が起きてくれたら好いのでしょう?」という質問から始まります。これは、「望む結果を考えてみるよう、相手を誘う」クリーンランゲージの質問です。

シンボリック・モデリング
シンボリック・モデリングの構成要素

  • 歴史:元々、デイビッド・グローブが開発したクリーンランゲージを誰でも使え学べるようにと、ジェームズ・ローリー&ペニー・トンプキンス夫妻がデイビッド・グローブをモデリングし、クリーンランゲージを一般化しようとしたところから誕生しました。

  • 何かを癒したり、問題を解決したりすることを目的としません。シンボリック・モデリングは、その人の「望む結果」にフォーカスします。そして、その人自身が、自分の力で何かを生み出すこと、創造することをファシリテーションする足し算の技法です。

  • 元は、コーチングやセラピー向けの技法でしたが、現在は、ビジネス・教育・スポーツ・芸術・介護・家庭における子供との対話などのさまざまな分野で使用されています。また、自己成長が目的で自分自身に使用する人もいます。シンボリック・モデリングの用途は幅広く、応用が効きます。

  • セルフ・モデリングをサポートする技法です。クライアント自身が自分の心や体の仕組みや構造をモデリングし、クライアント自身が、心と体の知覚モデルを作るのをファシリテーションします。

  • 新しい知覚方法を発見したり、生み出したりするために、経験の中にある「メタファーで表現される領域」にその人が慣れていくのをファシリテーションします。同時に、メタファーが持つ要素と現実を絡めながら話を進めていくことができます。

  • クライアントのメタファーとその人の在り方を尊重します。

  • メタファーを使用して話をしていくことで、その人の心と体を結びつけます。これを「身体化」と言います。


<効果>


クライアント

  • 自己認識の変化

  • 自己肯定感や自己効力感の向上

  • 平和的に自分自身と付き合える

  • 自分の居場所についてより明確な感覚を得る

  • 他者の人生をより豊かにすることができるようになった

  • 日常的な思考や感情、行動の変化

  • 言語による表現力の向上


ファシリテーター

  • 傾聴力と観察力の向上

  • 情報を保持し思い出す(記憶する)能力の向上

  • 体系的かつ複数レベルで考える能力の向上

  • 「わからない」「知らない」(not knowing)ことに対して、心がざわざわしなくなる。



<技法について>


シンボリック・モデリングはボトム・アップの技法ですが、ファシリテーターをサポートするために作られた様々なフレームやプロセスモデルが存在します。フレームやプロセス・モデルは、全てを通して使用することもできますし、部分的に使用することもできます。


モデルにはバリエーションもあり、また、トレーナーごとに自分自身が作ったモデルを持っていることもありますが、ここでは、一般的に使用されているものをご紹介します。



<シンボリック・モデリングを使用した実際のセッション例>


<開発者によるシンボリック・モデリングについての説明>


 

参考文献: Metaphors in Mind, James Lawley& Penny Tompkins












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